迷走オヤジの独り言

迷走中のおっさんの独り言です

部署間での人材支援

うちの会社は多数の事業所にわかれていて、その強みもあって職員のヘルプ支援なんかも活発に行われている。

 

A事業所「この日に人手が足りないので、ヘルプお願いできますか?」

という調整の場合、職員が出せる部署であれば、

B事業所「1名支援出せます。」

という調整になり、B事業所から1名派遣される。B事業所では職員が1名減となるが、B事業所内で職員をまわすことができるので(当然ヘルプに出すから1名の力は減るが)、B事業所は残った職員でなんとか回すわけである。

 

これが、職員の調整がつかない場合だと

B事業所「その日は出せる職員がいないので、ヘルプは出せません」

となる。ない袖は振れないのだ。ここをきちんとわきまえていないと、A事業所はまわってもB事業所が回らなくなり本末転倒な話になる。

 

そこをわきまえていない事業所がある。

A事業所「この日に人手が足りないので、ヘルプお願いできますか?」

C事業所「だせまーす」

出せる、と調整したので当然その調整通りに仕事を組むのだが、ほとんどの場合、その前日くらいに

C事業所「ヘルプに人を出したので、この人がしていた仕事をするためにヘルプください」

となる。それ今言う?って話になるし、人回しが出来ないならヘルプを出す必要はない。結局CからAに人を出してBからCにまわす、という無駄な人回しになる。

C事業所の担当は、労務管理について認識が相当低いし、状況の理解ができていない。こういう対応が続くと、C事業所には話が通らなくなるし、お互いに助け合おう、という空気がなくなる。

 

まずは自分の事業所について、ヘルプがなくても回るように運用するのがスジだが、持ちつ持たれつ、お互いフォローによってより良い運用がうまれるのであるから、もう少し運用について勉強して欲しいといつも思う。