主演 マーク・ウォールバーグ
公開年 2017年
監督 マイケル・ベイ
おススメ ★★☆☆☆
あらすじ
人類とトランスフォーマーが反目し合い、オプティマス・プライムが姿を消してしまう中、地球の存亡を左右する危機が到来。事態を収束すべく、発明家ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)、オプティマスの後を継いでオートボットを率いるバンブルビー、謎多き貴族の老人(アンソニー・ホプキンス)、オックスフォード大学の教授(ローラ・ハドック)によるチームが結成される。シネマトゥデイ
感想
トランスフォーマー第1作を見たときは、変形シーンが早すぎてごちゃごちゃしたつくりだなぁ、と残念に思い、人間のラブシーンなんて必要あるのか、とため息をついたものでしたが、作数を重ねるごとにだんだん良くなっていったな、と思ったものでした。
しかし、今作に至っては。
トランスフォーマーという作品を観る人は何を求めているのでしょうか。
人間ドラマが見たいのでしょうか。
ロボット対人間が見たいのでしょうか。
中途半端な殴り合いが見たいのでしょうか。
トランスフォーマーという変形ロボットという題材をうまく扱えていないような感じがします。特に、杖をめぐる中盤前後の展開は、だらだらと続きすぎるうえに、カーチェイスが見せ場となってしまい、それも中途半端になっているのでカーチェイスが見たければワイルドスピードで十分、というような感じです。
あれもこれも、どれもそれも、というようにいっちょかみしてしまったがゆえに、どれもこれも中途半端な見るに堪えない作品となってしまった感じがします。
いちばんの失望点は、オプティマスの変身シーンすらない、ということです。中途半端な悪役に中途半端な洗脳されて、悪役でも中途半端で、活躍も中途半端。いったいオプティマスをどのように表現したかったのでしょうか。
次回作もありそうなので、今まで見てきた人は見ておいたら、というかんじです。
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