アド・アストラ
主演 ブラッド・ピット
トミー・リー・ジョーンズ
公開年 2019年
監督 ジェームズ・グレイ
おススメ ★★☆☆☆
あらすじ
地球外知的生命体探求に尽力した父（トミー・リー・ジョーンズ）の背中を見て育ったロイ・マクブライド（ブラッド・ピット）は、父と同じ宇宙飛行士の道に進むが、尊敬する父は地球外生命体の探索船に乗り込んだ16年後に消息を絶つ。あるとき、父は生きていると告げられ、父が太陽系を滅亡させる力がある実験“リマ計画”に関係していたことも知る。
感想
正直、期待しすぎ。予告編などを見て、インテーステラーばりの内容を期待していたが、がっかり感が半端ない。
とにかくだらだらとながーい中だるみが続いて、これで終わり？という感じで締められてしまう。こんだけやらかして「ただの親父のわがままのしりぬぐい」で終わってしまう。これでいいのか、ブラピ。そんな感じ。
最初の成層圏からのフォールは、観客もおおおおおっと、となるくらいの映像だったのに、そこからなんだかんだなんだかんだとだらだら話で、月面カーチェイスも「それで？」「盗賊団がでるほど治安悪いんかい？」「この時代で？」で、宇宙船の実験生物の暴走も本筋に全く絡んでこないので「いる？このシーン？」となり、なんだかもう全てがちぐはぐ。最後は最後なので、「それでいいのか？」と。親子のわがままのためにいったい何人死んでるん、となってしまう。
宇宙の映像は確かにきれい。でも、お金と時間をかけてまで見るもんかな、と言われたら、おすすめはしない。
