魔法
最近、映画を見たり、本を読んだり、テレビを見たりしているうちに、ひとつの言葉が共通のキーワードとして出てくることに気がついた。
それは「魔法」である。
キーワードとして「魔法」だけで完結しているのではないが、続く言葉としては、
「魔法は科学」である。
なんのことやらさっぱり、という事になるかとは思うのだが、この「魔法は科学」という言葉そのものや、似たようなニュアンスを良く目にするようになった。これが流行りなのかなんなのかはよくわからないが、気がつけばこのフレーズに接していた。
これに気づいたのは、先日見たトランスフォーマー。サイバトロンの科学力を中世のインチキ魔術師マーリンが使ったのが魔法の始まりだとかなんとかかんとか。
ここでなんとなくもやっとしたものに気づいた。この他にもテレビや本(ソースは何かおぼえてません)では、
Q 魔法ってあると思いますか?
という問いに対しての解説で、
A 飛行機のような鉄の塊が空を飛ぶのは魔法のようなことではないですか?つまり、昔の魔法は今では科学でできてしまうのです!
みたいな解説があったと思う。まあ、いわれてみればそんなのは当然のことだよな、と思ってみたのだが、このフレーズを結構頻繁にちょくちょく目にしている(ように思う)。
偶然かもしれないが、媒体の違うメディア間で頻繁に目にすることの気持ち悪さ、を感じてしまった。
気づいてはいけないものに気づいてしまった時のような気持ち悪さ。
洗脳、とまではいわないものの、こういったことが流行の発生となるのか、意図的に流行を作り出すための仕掛けなのだろうか、と思う。
ファッション業界では2年後の流行色までが決められている。という話を大学の講義で聞いたことがある。本当なのか。
ここのホームページをみると、流行色の決定についていろいろと書かれている。他のブログなどを見ても、世界的に流行の色というのを決めているようなことが書かれているので、どうやら2年後の流行色が決められているというのは本当のようだ。
とある情報について定期的に接するようにすれば、対象の意識に残る。これによって、無意識下への情報の刷り込みが行われ、その情報を気にするようになる。これを行うことで、情報操作や意図的に情報/流行の拡散を行うことができるのではないだろうか。
とりとめもないことをつらつらと書いてしまいましたが、みょーに何かひっかかるなーと感じたので書いてみました。
都市伝説のテレビみたからかなぁ。