モバイルバッテリーに振り回されて
1 モバイルバッテリーを買い替える。
今まで愛用してきたモバイルバッテリーが、とうとう寿命を迎えたようなので、新規に購入しようと検討してみました。
今まで使っていたのは、
パナソニック モバイルバッテリー
5,800mAh USBモバイル電源 ブラック QE-QL202-K
とにもかくにも、これが非常に便利で、どこへいくにも愛用させてもらっていました。でも、フル充電でスマホを1回分も回復できなかったら諦めるしかない。大きさも容量もかなりベストな品物。iPhoneユーザーの自分にとっては、ライトニングケーブルしか持ち歩かないところ、MicroUSB端子が付属しているので、タブレットや他の人のスマホも充電できるところもベスト。
同じものを買いたいな、と思っていたが、Amazon以外ではほぼ取扱いがないようで、同じのはちょっと無理だな、と思いました。それというのも、いつもならAmazonをぽちっとするところですが、実は東京への出張が間近に迫っていたので市内のYAMADAで購入することにしました。
2 YAMADAへ行こう。
店舗に向かい、いくつか品定めをしました。いくつか条件を考えみると、
①容量は5000mAhくらい。
これを超えると大きくなりすぎて持ち歩きに不便。
②充電がしやすい。
QE-QL202-Kのように、充電コードが同梱されているのも非常にありがたいのだが、バッテリー本体にコンセントプラグが付いていて、直接充電できるものがいいかな、と思いました。
いろいろと店内を歩き回っていると、これが目に留まりました。
エレコム モバイルバッテリー
ホワイトフェイス DE-AC01-N5824WF
Amazonでは5000円ですが、YAMADAでは4980円でした。見た目もいいし、5800mAhで、コンセントプラグもついている。これはお買い得だと思い、購入しました。
3 いざ不具合。
さて、家に帰りつきました。ボタンを押すと【●○○○○】ですので、まず充電です。
3時間ほどして【●●●●●】になりましたので、フル充電完了でしょう。
コンセントからとりはずして出張の準備をしました。
夕方、ためしにバッテリーとスマホをつないでみるか、と突然思い立ちつないでみました。
充電されません!
どうしたことでしょう。ケーブルの不良かな?と何本かえてもスマホに給電されません。これはきっと初期不良に違いない!と家にあった3本のライトニングケーブルをもってYAMADAに向かいました。
YAMADAの駐車場で、「ここまで来てバッテリーから給電されたら、恥をかくだけだな」とバッテリーとスマホをつないでみました。給電されず、改めて初期不良だと確信。いそいそとサービスカウンターに向かいました。
店員「どうなされましたー?」
私「モバイルバッテリーを購入したのですが、スマホつないでも給電されないんです」
店員「ケーブルの断線とかは確認されました?」
私がカバンから3本取り出すと店員苦笑い。
店員「じゃあ状態見ますね」
店員にバッテリーを渡すと、ボタンを押し充電状態を確認。
店員「とりあえず充電はできてるようですが念のため」
とバッテリーをコンセントに差し込み、ケーブルを取りに行きました。ケーブルを取ってきて、バッテリーを外し、「失礼しますね」といって自分のスマホとつなぎました。
店員「充電開始されましたよ?」
私「え?なんで?」
店員「つないでみてください」
店員からバッテリーを渡され、【●●●●●】が光っているのをみながらiPhoneにつなぐと、ブーブーというバイブとともに給電開始。
私「お?あ?え?」
店員「給電しましたよね?大丈夫ですね」と目の笑っていない笑顔。あー言いたいことはわかりますよ。私がなにかミスったのでしょうね。
私「お手数かけてすいませんでした。様子見てみます」とそそくさと退散。
店頭で 修理に出すと 壊れてない
まあ。よくあることなのだ、と自分に言い聞かせ帰路へ。
4 本当に壊れていたのか?
もんもんとした気持ちのまま、家にたどり着いた。
あー。どうしてこうなった。と沈んだ気持ちのまま、出張の準備をする。
「ケーブルつないでiPhoneにつないで充電できなかったんだよなー」
と独り言を言いながらバッテリーとiPhoneをつないでボタンを押す。
充電されない。
頭の中がハテナマークになりながら、別のケーブルにつなぎなおしてボタンを押す。
やっぱり給電されない。
なにがどうなっているのか?店頭では充電できたはず。なにが違うのか。何をすれば充電で来て、なにをしたらできないのか。あのとき店員は何をしたのか、思い出してみるんだ。今の手順でなにか抜けていることがあるはずだ。何が足りないんだ。
そうです。頭の中は名探偵コナン状態ですよ。
あの時たしか、店員は、コンセントにつないで、それからすぐにケーブルをさした。
同じようにモバイルバッテリーをコンセントにさしました。【●●●●●】が光り、しばらく見てから抜いて、ケーブルをつなぎ、iPhoneにつなぎます。
ブーブーと振動し、給電されました。
ケーブルを外し、【●●●●●】が消えるのを待ってからつなぎます。
何も起きない。給電されません。
もう一度コンセントにさし、【●●●●●】が光り、しばらく見てから抜いて、ケーブルをつなぎ、iPhoneにつなぎます。
ブーブーと振動し、給電されました。
ケーブルを外し、【●●●●●】が消えるのを待ってからつなぎます。
何も起きない。給電されません。
このタイプはAC一体型のため、おそらく
コンセント → バッテリー → スマホ という給電ラインがあると思います。
このバッテリー → スマホ のラインがコンセントからの給電によって開かれないと導通せず、バッテリー→スマホだけでは給電しない不具合がでたのかな、と推測しました。
なんどやっても同じ症状のため、再度YAMADAに向かいます。
5 YAMADAの対応
再度サービスカウンターへ
店員「あー。さきほどの件ですか?」
なんかちょっとムッとしているような感じがします。
私「不具合が出る条件がわかったんです」
店員「は?なんですかそれ」と、目じりがぴくぴくしてます。
私をクレーマーと思っているのでしょうか?
ひととおり手順を説明しました。
まず、そのままつないで給電しないことを見せました。つぎに、コンセントにつないですぐに接続すると給電するのをみせます。そして、しばらく放置して接続すると給電しないことを確認しました。
店員「はー。これではモバイルバッテリーとしては致命的ですね。同じものと交換したいところですが…」
と交換に応じてくれるのかと思いましたが、
店員「同じ機種だと同じ症状が出る可能性もありますよね。価格は考えますから他社製品と交換されてはいかがですか?」
と提案されました。
私「他社でおススメってありますか?」
店員「Panasonicさんとか使い勝手はいいですし、おなじようにAC一体型出てますよ」
といくつか持ってきてくれました。
そのなかでこれがいいかな、と思ったのが、
パナソニック モバイルバッテリー搭載AC急速充電器 5,000mAh ブラック QE-AL201-K
店頭価格5980円でしたが、差額なしの交換で対応してくれました。
今見るとAmazonではさらに安い価格がついてますが。
店員も何度も足を運ばせて申し訳ない、もう少し試してみればよかった、としきりにあやまられました。私としては対応は不満ありません、お手数かけました、とお互いに謝り倒して帰路に就きました。
6 まる一日使い倒してみて
出張間、モバイルバッテリーを使い込んでみました。
新幹線の車中ではACから電源をとって充電し、スマホの予備充電や、microUSBケーブルを持って行ってタブレットを充電したりと活躍してくれました。以前使っていた5800mAhから5000mAhへ減ったとはいえ、体感差はありません。コンセント分一回り大きくなりはしましたが、いままで充電器を持参していたことを考えると荷物がひとつで済むのは非常に大きいかな、と思います。
やっぱり、コンセントがついていることで、マクドナルドやスタバなどのコンセント開放しているところで充電ができることも大きいですし。使い勝手も非常によく、今後旅のお供に欠かせない存在になると思います。
いろいろと振り回されましたが、YAMADAの対応にも感謝です。いい買い物をしたと思います。
☆物欲家計簿☆
モバイルバッテリー 4,980円
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前回まで 203,427円
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total 208,407円
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