迷走オヤジの独り言

迷走中のおっさんの独り言です

ランペイジ 巨獣大乱闘

 

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主演    ドウェイン・ジョンソン
公開年   2018年
監督    ブラッド・ペイトン
おススメ ★★★★☆

あらすじ

ある遺伝子実験の失敗からゴリラやオオカミなどの動物が巨大化し、所構わず暴れだす。動物たちは、破壊活動を続けながら北米大陸を横断し、高層ビルが林立する街で大乱闘を繰り広げる。人々が逃げ惑う中、軍隊が出動し銃やミサイルで攻撃するが巨獣たちの暴走を抑えることはできず……。ランペイジ 巨獣大乱闘 (2018) - シネマトゥデイ

 

感想

久々に突き抜けた怪獣映画を見た、という感じ。冒頭30分くらいで、なぜ動物が怪獣になったのか、というのをわかりやすく説明し、そのまま大決戦になだれ込む、とてもよくわかるストーリー展開

 

まあ、ストーリーなんて2の次で、とにかく怪獣同士の戦いが非常に気持ちいい。

 

まあ、結局のところ設定なんてあってもなかったかのように、雑で都合良すぎる展開であるが、エンターテイメントとしての怪獣映画、としては満点に近い出来ではないのかとも思う。

 

ゴリラのジョージの大きさなんてかなり適当だし、オオカミやワニの体高もこれでほんとに9m?なんて感じだが、でかければでかいほどこういった映画が面白いのはいわずもがなで、そんなところへのリアリティなんて、

「楽しければいいんです」

 

オオカミの活躍が少ししょぼいのは致し方ないが、とにかくゴリラ対ワニの戦いが熱すぎる。見ている方としては、もうキングコングアンギラスそのまま。これでもか、というくらいにド派手にシカゴの街を潰してくれるので、そのあたりも面白すぎる。

 

さらに熱いところとしては、あのウォーキングデッドで史上最悪のヴィラン、ニーガン様を演じたジェフリー・ディーン・モーガンがこれまたいいキャラで出演していること!さすがにバットふりまわしての参戦とはならないが、いい味出してる渋いキャラ。

 

この作品、やっぱりすごいと思うところは、ラブシーンが一切ない!もうこれだけで最高。怪獣映画がなんたるか、というのが本当によくわかっていらっしゃる。見てる方はそんなのを求めてないんですよ。マジ最高。この作品にラブシーンがあったら☆ー2くらい引いてたところです。

 

ただただ残念というか、おしむらく、というところであるならば、怪獣が3体しか出てこない、という欲張りな希望。あのガスを吸っただけで怪獣化するなら、もう4~5匹くらい出てきてもよかったんですけどね。

 

見終わったときには、すっきり爽快の映画であることはお勧め。ただし怪獣が人をバンバン食べるので、お子様とグロ抵抗が低い方は向いてないかな。