迷走オヤジの独り言

迷走中のおっさんの独り言です

公認心理士試験対策2018 河合塾模擬試験 を受けてみた。

公認心理士試験まであと1か月となりました。えー、かなり厳しい現実にため息しかでてません。勉強が足りているのか、どうなのか。不安しかありませぬ。

 

そんななか、河合塾KALSの

「公認心理士国家試験対策2018 模擬試験」

を受験してみました。

 

正直な感想としては、非常によくできた問題だと思いました。自分が受けた社会福祉士精神保健福祉士の試験の傾向とよく似た問題作りで、非常にツボをおさえた問題でした。事例問題もストレートなものからひねりを加えているものまで、よく考えられていました。

知識を問うひっかけ問題もうまいところをおさえていたり、自分が飛ばしていた問題が出たりしておさえておけばよかった!と後悔したり。

あと、社会福祉士精神保健福祉士のときもそうだったのですが、一つの問題で考えがストップしてしまうと途端に時間が足りなくなるその問題を捨てる決断力か、あとにまわすという判断力がなければ、あっという間に時間を消費して問題が解けなくなります。

(問題を捨てる=解かない、ではなくて、まーったくわからなくてもあてずっぽうででもいいから回答する、ということです。)

ちなみに、過去の経験ではあとにまわしても、その問題を解く時間が取れたことはありません。その場であきらめて勘で答えるかしないと自分では思っています。

 

今回の時間配分は、午前2時間で100問、午後2時間で60問でした。午後のほうが事例問題の配分が多く、読む時間も考えられての配分だと思いました。正直、広大かつ莫大な範囲からの出題に、うろ覚えの知識からの迷いで前半は終了と同時に解き終わり、という感じでした。1問あたり1分で解けば何とかなる、というのは言うのは簡単ですが、少しでも考えてしまうと1分を余裕で越えてしまいます。120分で100問を解く、というのは、問題を見たら条件反射で答えが出てくる、という状況でなければ回答するのは難しい、ということだと思います。

 

後半も事例問題にからめて知識を問う問題もあり、迷いを誘発するいやらしさがあったりしました。事例問題は結局、事務的な処理ではなくクライエントの幸福にどれがつながるか、ということが頭にあれば、比較的解きやすいのではないかと思いました。

 

知識を問う問題の中で、成立した年月日や年を問う問題がいくつか散見されました。私の恩師の言葉を借りて言えば、すでに成立したものがいつからなんていうのは関係なく、今どうすることができるのか、という現実に即した知識を身につけているか確認すべき

 

例えば、民間企業の障碍者法定雇用に精神障碍者が含まれるかどうかの知識を確認すべきであって、それが平成30年からなのか平成29年からなのか、なんていうのは現実の知識に即してないのでは、ということだと思います。

まあ、試験の出し方に文句を言ってもしょうがないので、覚えるっちゃ覚えますけど。ちなみに平成30年4月1日から民間における障碍者の法定雇用率が2.0から2.2に引き上げになったので、ここは覚えておいたほうがいいのかなと思ったり。

 

あと、公認心理士法の40条がナニで、41条がナニで、語呂合わせがこれで!覚えてます!というのをよく見るのですが、試験を作る側からすれば40条はなんですか?という問題を作るのではなく、40条信用失墜行為に当てはまるのは何か?のように知識を利用した問題が作られることのほうが出題確率としては高いと思う。(でないとはいわないけれど)過去の福祉士試験問題でも、そんなのでひっかけ問題が出たのをみたことがない。(あるのかもしれないけど)そんな「41条信用失墜行為の禁止→〇か×か」みたいな問題がでるようでは受験者をなめてんのか、としか思えないけれど。

 

模擬試験を受けてみて、6000円を超える受験料でしたけど、過去問のない今回の試験では、非常に有益な問題でした。受験してよかったと思います。試験結果が怖いことは怖いんですが(笑)

来年受験される方は、自宅受験ですし、必ず受けておいたほうがいいと思います。非常に役に立つと思います。

 

この1か月はどれだけ問題を解くことができるか、が勝負になると思うので、この模擬試験問題だけでなくいろいろな問題集をといていこうかと思います。

…プライベートがめっちゃ忙しいのですけど。

 

残り泣いても笑っても1か月です。一緒に受けるみなさん、頑張っていきましょう。